ディーエムエスとJDSCが業務提携~AIを活用したダイレクトメール送付先選定ソリューションを共同提供~

2022年11月21日

株式会社ディーエムエス

株式会社JDSC

 

株式会社ディーエムエス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山本 克彦、東証スタンダード市場:証券コード9782、以下「DMS」)は、株式会社JDSC(本社:東京都文京区、代表取締役:加藤エルテス聡志、東証グロース市場:証券コード4418、以下「JDSC」)との間で、AIの活用によるダイレクトメール事業の高付加価値化を目的に、業務提携することといたしましたので、お知らせいたします。

 

1. 業務提携の目的

DMSは、新中期経営計画の成長戦略のひとつにデジタル戦略を掲げるとともに、主力事業であるダイレクトメール(以下DM)においては、新市場開拓と新サービス提供でシェアの拡大を進めることとしています。

一方、JDSCは、東京大学と連携し、AIやデータサイエンス、機械学習を社会実装することで産業全体の各種課題の解決を目的とした事業を展開しており、オフラインマーケティング施策の投資対効果を最大化する「response insight(レスポンスインサイト)」をはじめ、多くのAIソリューションサービスを提供しています。

両社の強みとするサービスや技術を組み合わせてDMSのDM事業の高付加価値化を図ることで、顧客企業が展開するマーケティング施策に新たな価値を提供することができると考え、このたび業務提携することといたしました。

 

 

2. 業務提携の内容

(1)JDSCのAI技術とDMSのDM作成・発送サービスを組み合わせてDM施策の投資対効果を最大化する「DM送付先選定AIソリューション」を、共同で提供してまいります。

 

(2)AI技術を活用したシステム製品の共同開発・販売など、新たなビジネスモデルによる新規事業の創出を目指しながら、顧客企業へのさらなる付加価値の提供を図ってまいります。

 

3. 「DM送付先選定AIソリューション」とは

本サービスは、企業に蓄積されたさまざまなデータをもとに、顧客一人ひとりのDMの反応をAIが予測して送付先を自動選定するサービスです。属人化していた作業から解放されるとともに、眠っているデータの活用でDM施策の投資対効果を最大化します。

 

<特長>

①多様なマーケティングの課題解決をしてきた知見と、最新のデータサイエンスをもとに、高精度な分析・予測モデルを構築しています。

 

②DMを発送しなくても購入してくれる顧客ではなく、DMを受け取るからこそ購入してくれる顧客を発見することで、DM施策の効果を最大化します。

 

③利益が最大化する送付数の算出や送付リストの抽出など、DM発送に関する機能を装備しています。

 

④顧客一人ひとりの反応を個別で予測するので、セグメント(何らかの指標で選んだ集団)による分析では埋もれてしまっている有望顧客を発見します。

 

⑤一般的なデータ分析では活かしきれないさまざまなデータを利用することで、精度の高いDM施策の展開が期待できます。

 

4. 各社概要

社名:     株式会社ディーエムエス(DMS INC.)

所在地:    東京都千代田区神田小川町1-11 千代田小川町クロスタ10階

代表者:    代表取締役社長 山本 克彦

上場証券取引所:東証スタンダード市場(証券コード:9782)

主な事業内容: ダイレクトメール部門、セールスプロモーション部門、イベント部門、賃貸部門

URL:     https://www.dmsjp.co.jp/

 

社名:     株式会社JDSC (Japan Data Science Consortium Co. Ltd.)

所在地:    東京都文京区小石川 1-4-1 住友不動産後楽園ビル 16 階

代表者:    代表取締役 加藤 エルテス 聡志

上場証券取引所:東証グロース市場(証券コード:4418)

主な事業内容: 機械学習等を活用したアルゴリズムモジュールの開発とライセンス提供事業、ITシステムの開発と運用事業、データサイエンスに関する顧問・コンサルティング事業

URL:     https://jdsc.ai/

 

※「response insight」は、株式会社JDSCの登録商標です。

 

■プレスリリースファイル(PDF形式)は、こちらをクリックしてください。

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