弊社データサイエンティストの兼古寛之が、Kaggleコンペティション「Image Matching Challenge 2025」にソロで参加し、金メダル(参加チーム943中3位)を獲得いたしました。
本コンペティションはコンピュータビジョン分野で世界最高峰の国際会議であるComputer Vision and Pattern Recognition(CVPR)のワークショップのひとつとして、2025年4月2日〜6月3日(日本時間)で開催されました。
今回は、大量の画像からシーンを分類した上で3D構造を復元し、その精度を競いました。
弊社では、Kaggleへの挑戦を奨励する報奨金制度があります。
■兼古寛之コメント
この度は金メダルを獲得することができ、大変うれしく思います。今回のコンペティションでは、さまざまな公開モデルの特性や得手不得手を理解し、長所を最大限に引き出すパイプラインを構築することが重要であったと感じています。最近の研究成果を試行錯誤する中で、貴重な知見を得ることができました。今回の取り組みを通じて得た経験を、お客さまの課題解決にさらに役立てていきたいと思います。
■kaggleとは
データサイエンスや機械学習の分野で、世界中の人々が参加するコンペティションプラットフォームです。企業や研究機関が課題を提示し、世界中から集まった参加者はデータ分析やモデル構築を行い、その精度を競います。
Kaggleコンペティションでメダル(銅以上)を獲得するには、全参加チームの上位10%以内に入る必要があり、その難易度の高さから多くのデータサイエンティストの目標の一つとなっています。
コンペティションWebサイト
https://www.kaggle.com/competitions/image-matching-challenge-2025/overview