OUTLINE

概要

長年にわたって改善が試みられてきたものの、複雑さが残り続ける行政サービスの構造的課題。
JDSCは、データを起点とし、行政課題への深い理解に基づいた多面的なアプローチで、社会実装まで伴走していきます。

ISSUE

業界における課題

▶︎ 複雑な制度と仕組みによる硬直化

行政手続や制度は長年の積み重ねで複雑に分化し、目的や背景が曖昧なまま運用が継続されてきました。結果として、組織全体で見直しや再設計が難しくなり、効率的な改善が進みにくい構造となっています。

▶︎ 活かしきれていない行政データ

行政手続の多くがいまだ紙文化であり、データが十分に蓄積されていない領域も存在します。一方で、整備されつつあるデータも有効なユースケースに結びつかず、利活用が進みにくい状況です。

▶︎ 担い手が限られる中で求められる変革

少子高齢化の進行により、特に地域の行政現場では人材確保が難しくなりつつあります。担い手が限られる中でも、業務を維持しながら新たな役割に対応できる体制づくりが急がれています。

SERVICE MENU

サービスメニュー

ACHIEVEMENTS

受注実績

行政手続の構想立案・データ構造化

行政手続をより良くするための構想立案を、制度や業務への理解に基づき、データを主体に推進。複雑で網羅性が求められる情報の整理・分析も、LLM と RAG を活用して効果的かつ効率的に実現。

行政サービスの利用促進

データを起点に、対象者の特定や行動パターンの分析を行い、行動科学やマーケティングの知見も生かしながら、伝え方の設計と実装まで一貫して支援。

社会課題の実証と実装

エネルギーや環境などの複雑な社会課題に対して、データサイエンスを活用し、その構造や要因を可視化・分析することで、課題解決に貢献。

社会実装を見据えた情報システムの要件整理・開発・運用

制度や業務への深い理解をもとに、行政に求められる要件を適切に整理・設計し、現場で使われるシステムの構築・運用まで支援

MEMBERS of JDSC

行政・官公庁業界に強いプロフェッショナル

吉正 健太郎

吉正 健太郎

ディレクター

京都大学大学院情報学研究科修了後、大手SIerに入社。公共部門においてプロジェクトマネージャー、新規システム立ち上げに係るコンサルタント業務や、基幹システムの大型更改案件の営業活動まで幅広く従事。その後、SaaSスタートアップに転職し、カスタマーサクセス部門の立ち上げと、大手企業向けのハイタッチサポートを担当。JDSCに参画後、公共機関向けチームを立ち上げ、行政DX観点から社会課題解決の取り組みを牽引。

三輪 慶人

三輪 慶人

マネージャー

早稲田大学先進理工学研究科修了後、株式会社三菱総合研究所にて介護ロボットやIT分野の調査・実証研究に従事。続いてIT系コンサルティング会社にてホテル業界・金融業界向けのシステム開発・導入を担当し、企画から運用まで一貫した支援を経験。 JDSC参画後は、公共チームのリーダーとして行政×AI・データ活用のプロジェクトを牽引。行政手続や補助金業務に関する知見を活かし、行政サービスの効率化・高度化を推進している。

小林 祐也

小林 祐也

コンサルタント

東京都庁にて環境行政を担当し、事業者向け温暖化対策の一環として計画書・報告書制度の運営を推進。その後、高齢者福祉行政にて、介護施設・事業所向けの補助金業務や認可・指定業務などに従事。特にコロナ禍では、介護事業所向けの大規模補助金業務に従事した経験を有する。JDSCでは公共チームのメンバーとして行政×AI・データ活用のプロジェクトを推進。

阿部 朱伽羅

阿部 朱伽羅

マネージャー

ジョージア工科大学(アメリカ)航空宇宙工学科卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。エネルギー業界・製造業などの業界を中心に戦略策定・業務変革プロジェクトなどを多数経験。2020年11月に日本データサイエンス研究所(現、株式会社JDSC)に参画し、主にエネルギー業界の顧客とのシステムの開発案件のPMやPMOなどを幅広く経験。現在は、ビジネス・技術の両方の知見を活かし、行政機関・民間企業が抱える課題解決に向けた取り組みを推進

栗林 大樹

栗林 大樹

エンジニア

北陸先端科学技術大学院大学(JAIST) 情報科学研究科修了。 プリンタ、植物工場(IoT)などの組み込み製品や、AIを活用したSaaS製品の開発に従事。2019年9月からJDSCに参画し、アプリケーションエンジニア、データエンジニア、SREとしてinsightシリーズの開発やエネルギーチームのデータ基盤の開発など、多数の開発プロジェクトに携わる。現在は公共チームにてLLM&RAGを活用した行政手続処理システムの調査に取り組む。

増渕 悠太

増渕 悠太

データサイエンティスト

一橋大学大学院経済学研究科修了後、EC企業・米系ITベンダー・総合コンサルファームを経て現職。公共など複数の業界で統計的因果推論を用いた施策評価や、統計・機械学習を用いた予測モデルの構築、データ活用のためのIT基盤環境の構築を数多く経験。モデル構築に留まらず、MLOpsが関与するシステムの設計・開発・本番化・運用改善にも取り組む。