OUTLINE

概要

不動産・まちづくり業界は、DX の導入が遅れ、物件ごとの固有性が高い運営やデータ管理のばらつきが課題となっています。
また、脱炭素・循環型社会の実現、多様な働き方・ライフスタイルに応じた都市機能の再設計、
住民や利用者の Well-Being への配慮も急務となっています。

ISSUE

業界における課題

▶︎ DX 全体の遅れ・データ管理のばらつき

不動産・街づくり業界は他産業と比較してデジタル化が進まず、物件ごとに管理の固有性が高く、運営データや資産情報が統一されていないため、効率的な運営や透明な評価が困難です。

▶︎ 脱炭素対応の遅れ

建築物や都市全体で省エネや再エネ活用が進まず、ESG 投資やカーボンニュートラルへの対応が遅れています。

▶︎ 多様化する利用ニーズ

リモートワークやライフスタイルの変化により、オフィス・商業施設の利用が不安定化し、同時に高齢化や健康志向など多様な住民ニーズへの対応も求められています。

▶︎ 一次産業の生産性停滞

農業・林業・畜産分野における DX の不足により、生産性が向上せず、都市との持続的な連携や資源循環に結びついていません。

SERVICE MENU

サービスメニュー

COLLABORATOR / TECHNOLOGY

協業先・テクノロジー

九州大学 JST「共創の場形成プログラム」

昆虫・一次産業×街づくりをテーマに、先端研究とデータサイエンス を組み合わせ、新たな地域資源活用モデルを共創。

IPA「スマートビルディング共創機構」

不動産 DX に関する標準化や共通基盤づくりを推進し、次世代のスマートビル運営に必要な 技術を社会実装。

小田原市「EV 宿場町コンソーシアム」

EV 充電拠点と地域ポイント、再エネ活用を組み合わせた実証事業を通じ、持続可能な地 域交通・エネルギーモデルを構築。

スマート農業イノベーション推進会議(IPCSA)

農林水産省・農研機構主導の枠組みに参画。営農型太陽光(ソーラーシェアリング)、畜 産 DX、農業 DX ソリューションなどの実証を通じ、データサイエンスを活用した生産性向 上と地方創生を推進。

performance

主な支援実績

MEMBERS of JDSC

不動産・まちづくり業界に強いプロフェッショナル

佐伯 みか

佐伯 みか

マネージャー Well-Beingシニアエキスパート

東京大学大学院医学系研究科修了(博士)。在学中より産学連携チームを立ち上げ、組織横断的経営改善を推進。日本初の「医療版デミング賞/日本科学技術連盟」設計委員・審査委員を務め、全国規模セミナーにも多数登壇。ベネッセでは経営難施設を再建し、売上・顧客満足度・離職率で歴代最高水準を実現、その成果をナレッジモデル化し海外展開へスケールアウト。近年は健康予測AIモデル(海外特許出願中)や高齢者向け海外事業(経産省・JICA採択)を推進し、社会課題を事業に実装。非構造情報を再構成し、AI・UX・業務プロセス・経営を統合するアプローチでPoCから定着・収益化まで実現。JDSCではWell-being × AI × Business Transformationをリード。順天堂大学医学部非常勤講師。

大澤 峻紀

大澤 峻紀

マネージャー

大手コンサルティングファームにおいて、化学業界を中心にDX推進(マテリアルズインフォマティクス、基幹システム等)に従事した後、JDSCに参画。現在は不動産領域のデータ基盤構築支援や、畜産における技術実証や事業戦略策定を担当し、データ活用を通じて持続可能な生産体制の確立と産業構造の変革にコミット。

平野 樹

平野 樹

マネージャー

大手コンサルティングファーム2社において、M&A戦略策定やグループガバナンス改革、新規事業立案、業務改革・ERP導入など幅広いコンサルティング経験を経て、JDSCに参画。現在は不動産業界におけるスマートビルディングDXやロボティクスの活用、AIエージェント化支援に取り組み、都市運営の効率化と新たな価値創出に奔走。

板橋 珠恵

板橋 珠恵

マネージャー

早稲田大学卒業後、ソフトバンク株式会社で法人直販営業に約5年間従事し、2022年3月にJDSCに参画。東急不動産株式会社など12社共同で実施する営農型太陽光発電の実証実験など、一次産業やエネルギー領域におけるDX推進をリード