平野 樹さん
ビジネスコンサルタント
多彩な知見とクライアントの共創で実現する「事業創出の場」。

DX や AI を学び事業を動かす当事者を求めて 、大手コンサルティングファームから JDSC へ。
― JDSC に入社するまでの経緯を教えてください。
新卒から一貫してコンサルティング業界に身を置き、会計業務改革から M&A 戦略、PMIまで幅広く経験してきました。しかし、12〜3 年とキャリアを重ねる中で、「M&A はあくまで事業戦略を実現するための手段の一つ」であり、もっと事業会社の内側に深く関わり、自ら事業を創り、動かす手応えを味わいたい、そう考えていたときに出会ったのが JDSCでした。
JDSC は、コンサルティングファームのプロフェッショナルな側面を持ちながら、ジョイントベンチャーによる事業開発まで手掛けており、「DX や AI の知見を武器に、事業を創る当事者になれる」という環境は、私にとって理想的な挑戦の場でした。
ハード×ソフトで都市をアップデート。不動産 DX の最前線
― JDSC ではどのようなお仕事をされているのですか?
現在は大手不動産会社の案件を担当しています。具体的には、資産運用のアセットマネジメントをしているグループ会社の BPR や、本社側の新規事業として DX 事業創出のプロジェクトに関わっています。ハードとソフトを掛け合わせて事業変革をしていくというコンセプトのもと、オフィスや住宅といったアセットからのデータを活用して新しい事業の創出を目指しています。例えば、オフィスビルのメンテナンスにおける課題解決のため、三つのテーマにプロジェクトマネージャーとして関わっています。
一つ目はビル全体の基盤を作って設備やロボットを接続し、蓄積されたデータを分析することによってビル自体の価値やテナントの利便性の向上を図るというものです。二つ目は、人流を撮影してビルのエネルギーマネジメントシステムに活用するというもので、これから実証実験に入る段階です。三つ目が、ネットワークソリューションの活用です。ネットワーク環境が予めビルにセットされているスマートビルサービスをデベロッパー側のサービスに接続できないかという試みです。
こうした仕事には、不動産業界で今後 AI などの先端技術がどのように活用されるのかを、中長期的に構想しながら実務に落とし込んでいく面白さがあります。同時に、まだ誰も取り組んでいない領域、実現していない世界でもあるので、難しさも感じています。来年度以降に向けて一部実証実験を始めているものもあり、さらに開発し、ローンチする見込みです。
もともとイメージしていた仕事に近いことをやらせていただいていますし、共創パートナーであるクライアントと一緒にどのようなリソースを使って何ができるかを考えて事業を作っているので、コンサルティングというよりも事業開発として当事者意識を持って取り組めています。プロジェクトメンバーもビジネスコンサルタントの他にデータサイエンティストも入っており、一緒に仕事をしています。
メンバーの多様なバックグラウンドが、新しい視点と価値を生むための刺激に。
― これまでの仕事で印象的だったエピソードを教えてください。
多種多様なスキルや知見を持ったメンバーがかなり多く驚きました。私は不動産、街づくりを軸としたプロジェクトが中心ですが、他にも宇宙やウェルネスなど多岐にわたります。例えば介護やウェルネスで実証実験や研究開発を担当している方、前職でスポーツ系のお仕事をされていた方、スペインに留学経験がある方など、ウェルネスという一つのテーマに対してもいろいろな方向から関心を持っているメンバーがいて面白いです。「ウェルネス・ウェルビーイングな状態」をデータから定義することを一つのテーマに掲げ、指輪型のウェアラブルデバイスで取得した健康状態や生活リズムのデータをどう読み解くか、といった議論もありました。
クライアントと協働して事業開発に向けプロジェクトを進めていく中で、深く会社や業務に対しての解像度をもち課題解決に向き合う姿に評価をいただくことがあるのですが、幅広い知見を持ったメンバーが在籍していることで実現できていることと思います。

互いの知見を尊重し、率直に意見を交わせる環境で、多岐にわたる領域で学びがある。
― 日々を通じて実感する、JDSC の魅力を教えてください。
いい意味で遠慮がなく、率直に意見を言い合える環境だと思います。さまざまなバックグラウンドを持った方がいて、お互いがやってきたことを尊重し合いながら話せる土壌があります。
また、プロジェクトにおいては、事業自体を作っていけることや、AI と世界の関わりを考えていけることに面白さを感じます。AI など先端技術を用いたご提案の話をクライアントと議論する際、自身の仕事のスタンスとして、常にお客様に対して誠実でありたいと思っています。未来の話をするときに、お客様がより鮮明にイメージができるよう具体的にお伝えしたり、お客様と同じ熱量で会話を重ねたりすることで、信頼関係を大切にしながら仕事を進めています。
さまざまな事業領域のお客様がいらっしゃるので勉強させていただくことがとても多いですが、異なる領域の仕事でも気づいたらつながっている部分があったり、掛け合わせで新しい視座が生まれたりすることがあると思うので、機会があれば、担当する領域を積極的に広げていきたいと思います。
「いつ、どこで働くか」互いの状況が見えるから連携しやすい。
― 働きやすいと感じる点はありますか?
時間や場所を問わずフレキシブルに働くことができるので、子育てとの両立はしやすいです。例えば夕方保育園に迎えに行き、2〜3 時間子どもの世話をしてから夜に稼働するという働き方も可能です。
その日の勤務場所はチャットツールで全社に共有しています。入社当時は驚きましたが、それによって「今電話に出られないのだな」「チャットに反応できないのだな」と状況が把握できて便利ですし、自分や子どもの体調不良で在宅勤務しますというアナウンスに対して「お大事に」というスタンプで応えてくれて、メンバーの温かさを感じます。
上長とのコミュニケーションがしやすく、何かとフランクに相談できる点も魅力です。業務指示があった時でも、どうしても対応が厳しいときは正直にエスカレーションして、業務を調整していただいています。
組織の垣根を越えて、より強いコラボレーションを目指す。
― 今後 JDSC で実現したいことはありますか?
JDSC としての新規事業を生み出していきたいです。JV や業務提携など手段はいろいろあるので、クライアントと共創できたら嬉しいですね。そのためには組織の強化も必要だと思います。私は自分の上長をとても尊敬しているのですが、チームみんなが彼のように仕事ができるよう、メンバーもスキルアップしていかなければいけませんし、組織として学べる環境や働きやすい環境を整えていきたいです。
組織体制という観点では、部門の垣根をさらに取り払い、より「三位一体」の体制を目指せるのではないかと思います。例えば、私は、昨年実施されたオフィス増床のタスクフォースのチームに入っており、どのような働き方を社員の皆さんが好むか、ユースケースを考えるシーンがありました。その際にわかったこととしては、職種によっては働き方の好みが異なっており、私自身もまだまだ他の方のスタンスを理解できていないと感じました。データサイエンティストや開発のみなさんの動きや働きやすさを理解できれば、よりコラボレーションし、新しい価値を生み出しやすいだろうなと思います。


