山口 伸さん

ビジネスコンサルタント

Shin Yamaguchi

正面から向き合い、信頼を勝ち取る。クライアントと伴走する変革支援のリアル。

大学卒業後、野村総合研究所にて製造業や物流業界向けのコンサルティング業務に従事し、業務改革やDX推進を支援する。インドとアメリカに赴任し、現地進出を検討する日本企業のグローバル展開にも携わる。JDSCでは、企業の変革を主導する立場として、データサイエンティストやエンジニアと連携し、クライアントの業務改革や人材育成に取り組む。

地方を元気にするためには、グローバルな視点が必要だと確信。AIを手段ではなく目的として捉えるJDSCに魅力を感じた。  

―JDSCに入社するまでの経緯を教えてください。  

大学卒業後、大手シンクタンクに入社し、地方の中小企業や自治体と様々なプロジェクトを担当していました。地方出身ということもあり、もともと「地方を元気にしたい」「日本そのものをアップグレードしたい」という想いが強かったです。プロジェクトに携わるうちに、地方が活性化するためには東京へのマーケット依存から脱却し海外とつながる必要があるのではないかと感じ始めました。 

そんな中、2017年から1年間インドへの赴任が決まりました。現地への投資やマーケット開拓を考える民間企業の調査分析や市場参入戦略策定、アライアンス先の調査など、非常に面白い仕事でしたね。その後、2022年からはアメリカで同様の任務にあたりました。 

―転職のきっかけは何だったのですか?  

2023年頃、ChatGPTに代表される生成AIが非常に話題になりましたよね。当時アメリカにいたこともあって、今後AIが大企業にとってのトップイシューになるだろうと確信しました。事業構想を練るだけでなく、現場実装・社会実装まで一気通貫でAIを活用するような、最先端の取り組みに携わりたいと考えるようになり、帰国のタイミングで新天地を探しました。 

他にもAIスタートアップは検討していましたが、JDSCを選んだのは、面接の時に社員の皆さんと会話がフィットする感覚があったからです。選考というよりも議論しているような雰囲気で、お話していてすごく面白かったのを覚えています。今考えると、「ビジネスとAI技術の両輪が私にとってちょうどよかった」ということかもしれません。ここならこれまでの経験を活かしながらAIの領域に挑戦できそうだと感じ、入社を決めました。 

また、JDSCは「コンサルティングをやりたい」というよりも、「変革のためなら手段はいくらでも取り得る」という目的ありきの会社だと思いました。コンサルティングだけでなく、Joint R&Dや事業共創までやる――JDSC自体が事業主体となって取り組んでいく姿勢にも魅力を感じましたね。  

腰を据えて進める本気のDX。  

―これまでのJDSCでの仕事で、印象的だったものを教えてください。  

やはりダイフク様のプロジェクトへの思い入れが強いです。ダイフク様と弊社は、2025年5月にDXに関する戦略的パートナーシップを締結しました。こうした信頼関係の下で、腰を据えて支援できるからこそ、業務やシステムだけでなく、組織・人・カルチャーまで踏み込んだ変革に自分の思考のリソースを割くことができます。これは変革支援のあるべき姿の一つだと思いますから、貢献できていることが嬉しいですね。 

本件では大きく分けて3つの取り組みがあります。1つは新規事業や研究開発に近い、Joint R&D型の先端技術支援というカテゴリです。クライアント企業が10年後も競争力を維持するために必要な技術を見極め、獲得していく動きです。2つ目は、現場実装型の業務高度化AI活用です。初期設計、フィージビリティスタディ、PoCと実現を見据えた支援をしています。3つ目は、組織変革のためのデータ活用人材育成プログラムです。社員全員が対象になっていて、研修を通じていろいろな部署の方と接点を持つことができます。 

そこで出会った現場の方から機械学習について相談され、事業案件につながることもあります。業務改革・AI実装・人材育成の好循環が出来上がっているので、これをさらにスパイラルアップしていけたらと思っています。日々の対話でもわからないことは遠慮せず質問して深掘りしていくことで、その部署や業務に対する解像度を上げることを意識しています。変革の先導者であり触媒として、現場と並走するスタンスを大事にしているからこそ、自然にできるアプローチなのだと思います。 

データサイエンティストと肩を並べて共に動けるチーム構成。好奇心旺盛な仲間たちが、日々の仕事を刺激的にする。 

―日々の仕事を通して実感するJDSCの魅力とはなんでしょうか。  

データサイエンティストの皆さんと距離が近いところです。ビジネスコンサル・DS・エンジニアが三位一体で動くチーム構成だからこそ、知識としてキャッチアップしきれていない部分には寄り添ってくださいますし、技術をビジネスに適用するための勉強会なども行われていて、想像していたよりも人間関係が濃厚で面白かったです。 

あとは、割と社員たちみんなが好奇心旺盛に研究しているところ。例えば、オフィスにいつの間にか3Dプリンターが設置されていたり、レストランにいるようなロボットがいたりして刺激的ですね。Physical AIの領域にも踏み込んでいる会社らしい光景だと感じます。 

―現在子育て中とのことですが、仕事との両立はしやすいですか?  

6割出社という目安はあるものの、フレキシブルに対応できるので助かっています。どうしても子どもの体調不良など、突発的なケースは発生してしまうので、業務の調整がしやすいのはありがたいです。「kidsチャンネル」のような社内コミュニケーションツールがあることも心強いですね。 

―今後挑戦してみたいことはありますか? 

 将来的には、コンサルティングという仕事から次のステージに進みたいと考えています。そもそもJDSC自体がコンサル会社ではなく「変革会社」なので、コンサルから事業共創・事業運営に踏み込んでいける環境があるのです。現在手がけている人材育成プログラムもある意味では事業運営に近い形ではあるので、このプログラムをさらに進化させて、横展開していくというビジョンも描いています。そのためにも、人材育成や組織改革に関心がある方が増えてくれたら面白くなると思います。人を通して組織を変革させていくのだという、意気込みのある方をお待ちしています。「~with AI」から「AI with ~」に転換していく世界―いわばAX(AI Transformation)の世界で組織像や組織機能をどう再定義するのか、そのためには何をするべきなのか、一緒に考えていきたいですね。 

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