JDSCと東京大学大学院・田中謙司研究室が人材と知見の共有を通じた連携を更に強化

株式会社JDSC(本社:東京都文京区、代表取締役:加藤 エルテス 聡志、以下「JDSC」)は、東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略専攻の田中謙司研究室(以下「田中研究室」)と人材および知見の共有を通じた連携を更に強化します。本取り組みの一つとして、本日JDSC取締役に就任した吉井勇人が、2023年2月より、田中研究室に学術専門職員として参加しています。

 

田中研究室では「大規模データを活用した社会システムおよびビジネスサービス設計」を主テーマに据え、電力流通決済システムや、需給予測に基づく物流/電力のマネジメント法、電力供給データを用いた不在配送回避など、電力・物流・小売などさまざまな業界における課題を解決する研究を行なっています。田中謙司准教授は、JDSCの社外取締役にも就任しており、これまでにも両者共同で世界初の「AI活用による不在配送問題の解消」に取り組むなど共同研究を推進してきました。

 

吉井勇人は、データ活用型のサービス研究やエネルギー分野において、田中研究室が実施する社会実装を含む研究に関する研究企画・産業連携・プロジェクト推進などを担います。JDSCはミッションである「UPGRADE JAPAN」の実現に向け、田中研究室および東京大学との連携を更に深め、東京大学の知の社会還元と実装、日本の産業のアップグレードをより一層力強く推進していきます。

 

田中謙司准教授は次のように述べています。

「JDSCは実践的にデータを基づいたビジネス提案、企業変革をしている先端企業であり、吉井さんには最前線の知識を学生に伝授し、これまでの知見を生かした研究を進めていただくことに期待しています。吉井さんの参画は、学生にも研究室にも大きく寄与するものであり、非常に期待しています」

東京大学大学院 田中 謙司 准教授とJDSC取締役 吉井 勇人

 

■東京大学大学院 工学系研究科 田中 謙司 准教授 略歴

博士(工学) 東京大学工学系研究科修士課程修了後、マッキンゼー・アンド・カンパニー、日本産業パートナーズを経て、東京大学大学院工学系研究科助教、特任准教授、2019年より現職。現在の研究領域は、データ駆動型の分散誘導による協調メカニズム

 

研究分野:分散誘導型協調メカニズム/データを活用した社会システム・イノベーションの研究 /電力流通システム/物流交通システム/ビジネス・サービス設計/ブロックチェーン応用

田中研究室ホームページ:https://www.ioe.t.u-tokyo.ac.jp/

 

■JDSC 取締役 DXソリューション事業部長 吉井 勇人 略歴

京都大学卒業後、アクセンチュアに入社。テクノロジーコンサルティング本部・アナリティクス本部・戦略コンサルティング本部を経験。金融サービス本部在籍時は、ブロックチェーンを用いた決済ネットワーク構築の実証実験支援等を行い、データサイエンス領域では、SNSにおけるテキストマイニング、センサーデータを用いた人口動態の可視化を経験。2020年3月にJDSCに参画し、電力データを用いた新サービスの立ち上げ・新事業の開発に従事。Google Cloud Professional Data Engineer取得。2022年、JDSC執行役員DXソリューション事業部長に就任。2023年1月、三重県東員町CIO補佐官。2023年4月、JDSC取締役に就任。

 

■株式会社JDSCについて(https://jdsc.ai/

JDSCは、物流最適化や需要予測、フレイル検知や教育など、基幹産業を中心とした幅広い分野で、一気通貫型の高付加価値なAIソリューションを提供しています。アルゴリズムモジュールの開発とライセンス提供事業、ITシステムの開発と運用事業、データサイエンスに関するビジネスマネジメント事業を行い、業界全体の課題解決にAIを活用し、日本の産業のアップグレードを目指しています。

 

《JDSCの3つの特長》

1. AIアルゴリズムに関する技術面での豊富な知見

2. AIによる解決策の提示から実行まで一気通貫で支援するビジネス面での高い執行能力

3. 大手企業との共同開発と産業横展開を両立する生産性の高いビジネスモデル

 

プレスリリースファイル(PDF形式)は、こちらをクリックしてください。

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