本日、三重県にて、フレイル検知の実証実験の成果報告会を実施しました。成果内容をプレスリリースとして発行しました。
成果報告会では、登壇者から下記のようなコメントがなされました。
東京大学 越塚教授「社会課題であるため汎用性が大事。スマートメーターの設置により、非常に広範な方々をカバーできるのではないか。」
中部電力株式会社 佐々木部長「スマートメーターの設置=インフラ整備も大切だが、利用できるようにする法整備を急がないといけない。」
東京大学 飯島教授「電力データでフレイルかもしれないと判断した人を、フレイルサポーターの場においで、という連携を実現したい。」
東員町長「電力データによるフレイル検知は非常に使えます!行政と民間企業が連携して『健康な状態に引き戻す』を東員町で実現できると思う。」
AIと電力データでフレイル検知が可能に
実証実験の良好な結果を受けて、今後の活用方法を広く模索
合同会社ネコリコ(以下「ネコリコ」)と株式会社JDSC(以下「JDSC」)、ならびに東京大学大学院情報学環 越塚登研究室、東京大学高齢社会総合研究機構(飯島勝矢・機構長・教授)、三重大学(西村訓弘・副学長・教授)、三重県、東員町が参画する「介護予防に向けたAI・データ活用研究会」は、東員町における2020年秋に行われた実証実験の結果を発表しました。電力データによるフレイル検知の実現可能性が確認され、今後はフレイル検知AIのさらなる学習と社会実装に向けて、取り組んで参ります。