DM最適化AIのresponse insightで、CVRの高いセグメントを自動で見極め(ゆこゆこホールディングス株式会社様)

DM最適化AIのresponse insightで、CVRの高いセグメントを自動で見極め(ゆこゆこホールディングス株式会社様)

シニアをターゲットとした宿泊情報誌「ゆこゆこ」を送付しているゆこゆこホールディングス株式会社様では、これまで休眠期間と予約回数で決めたセグメントに発送していました。

担当者の経験に頼り属人的であった送付先のセグメンテーションにDM最適化AIのresponse insightを導入し、顧客の年齢やエリアなどの特徴量を基に精度高くムラのない分析をすることにより、予約数の増加に伴う売上向上が実現しました。

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ゆこゆこホールディングス株式会社
データサイエンスグループ グループマネージャー 越智祐輔 様

【背景】会員に送付している宿泊情報誌「ゆこゆこ」の送付先セグメンテーション業務の工数削減・属人的運用解消と、ROI改善に余地があった。変えるためには「顧客データの活用」が不可欠だと感じていた。

従来より売上を支えてきた宿泊情報誌の予約からの収益ですが、オンラインを利用するユーザーの増加に伴い、アクティブ会員が減少していました。

売上減を補うべく、Webサイトからの流入に取り組んでいましたが、商品ラインナップが不十分だったり、認知度が低いなど、計画よりも成長が遅れていると感じていらっしゃいました。

宿泊情報誌の送付に関わるコストを改善すべく、「広告効果の高い顧客」への効率的な送付先セグメンテーションをAIによって実現したいとお考えでした。
AIを導入することで、年間約1,200時間以上かかっていた送付先選定業務の工数削減と、担当者の経験頼りで属人的となっていた運用のリスクも解消したいとおっしゃっていました。

【取り組み】宿泊情報誌の予約数向上をめざし、課題を感じていた送付先選定にDM最適化AIのresponse insightを活用

トライアル検証中にコロナの影響を受け業界が乱高下しましたが、多くの特徴量を機械学習をさせたAIで選定した顧客の方が、人のみが選定した顧客よりも高いCVRを上回る結果を継続して残すことができ、response insightの精度の高さをご評価いただきました。

【結果】送付先のセグメンテーションにDM最適化AIのresponse insightを導入した結果、 年間1.7億相当の宿泊情報誌の広告コスト削減を実現

DM最適化AIのresponse insightを活用し、自動でCVRの高い顧客をセグメンテーションし送付先を選定することにより、削減を実現しました。

また、宿泊情報誌に掲載する広告も「商品と親和性の高い顧客」に送ることができるようセグメンテーションを見直し、全3回の比較実験において平均2.4倍のCVRを達成しました。


【まとめ】

本取り組みはDM最適化AIのresponse insightを活用して、広告効果の高い顧客への送付を行い、高いCVRにより短期間で大幅なコスト削減に成功した事例です。また、AIを導入することで、工数の削減や属人的となっていた運用のリスクを解消することもできました。

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